2011/03/21

物資配送と心のケアの大切さ

やっと、運送会社が動いてくれました。早く届けることは難しそうですが、少しでもと思いを込めながら送りました。茨城の高萩の方に送ったのですが、役所が把握できていない小さな避難所に送っていくということで、食糧、衣類などなど送ったので、写真撮りましたが、、、。写真では伝わらないですね(笑)



その後、アメリカで心理カウンセラーをしている姉と長電話。アメリカに住んでいる日本人会で、とてもショックを受けているということで、カウンセリングを行っていくそう。

日本ではあまり騒がれませんが、心のケアってとっっっっっっっっっても重要で、アメリカなどで、このような事態になると、災害があった直後から、心のケアを叫ぶそう。
日本人は感情を表に出さない文化なので、特に重要だと思います。
女性の警察官がみんなの声を聞いて、勇気づけているというニュースを聞きました。
そうゆうことがもっとクローズアップするべきだと思います。

そんな姉から、素晴らしいテキストをもらったので、皆様にも。
もし、相談したい方はyuragiまで。

私自信も日本の心理カウンセラーの勉強をしているので、マッサージをしながらでも対応出来ます。もちろん、マッサージ代だけで結構です。是非ご活用ください。



大震災の後のこころのケア


重要点

• 心的外傷を引き起こす出来事(大災害やテロ事件など)は、しばしば無気力感、不安感、そして、攻撃的な感情を引き起こす。
• 気分が回復するまで、時間がかかる。
• 大惨事の後の心理的なダメージへの対処法はたくさんある。(たとえば、家族や友人と話をする。聖職者からのサポートを受ける。)
• もしも、悲しみや鬱な気分が2週間以上つづく場合や、家族の世話、仕事をやりこなすのが困難な場合には、専門家の助けを求めることを考える必要がある。

今回のような大震災を経験、目撃した後には、だれでもが下記のような反応を経験する可能性がある。 大惨事後に生じたこれらの反応は、すべて正常である。しかしながら、ほおっておくと、症状が悪化する場合が多い。

• 感情が麻痺する。
• 悲しみ、無気力、不安感をいだく。
• ただ生きているだけのことが喜びに感じる。
• 過去に経験した悪い出来事を思い出したり、悪夢を見たりする。
• 災害を思い起こす場所や人を避ける。
• 睡眠、食欲、集中力に問題が生じる。
• 短気になったり、怒りっぽくなったりする。

こころのケアの仕方

• 日常生活のリズムをできるだけキープする。
• 規則正しく、健康的な食事をとる。偏食や、過食を避ける。
• 適度な運動をし、活発な生活を送る。
• 自分ができることをしっかりと把握したうえで、ボランテアなどで、コミュニテイーの他の人を助ける。
• 家族、友人、同僚や、聖職者からの助けを受け入れる。感情を伝えるあう。
• 大震災の時の光景や音に接する時間を制限する。大震災に関するテレビ、ラジオ、新聞や、オンライン情報を見聞きしすぎたり、必定以上にくよくよと考えすぎないようにする。

ときには、ストレスを1人で対処するのは、困難です。
もしも、下記のような症状を経験した場合や、経験している家族、友人がいる場合には、専門家にご相談ください。

• 自分や子供の世話をするのが困難である。
• 仕事をこなすのが困難である。
• お酒やドラッグをつかって、抱えている問題から逃避する。
• 悲しみや鬱な気分が2週間以上続く。
• 自殺を考え始める。

今回は、大震災を経験した日本人のコニュミテイーの方々への心のケアについて、 Centers for Disease Control and Prevention (DCD) の資料をもとに、簡単にまとめました。少しでも、お役に立てればと思っています。

心のケアについてご質問がある場合には、いつでも、連絡ください。



参献 Centers for Disease Control and Prevention
http://emergency.cdc.gov/massacasualities/copingpub.asp